先日、トップクラスのカメラの愛好家の方々に接する機会があって非常に楽しい時間を過ごす事が出来ました。もう知らないことや初めてのことばかりで。。。。
それは写真展をやってるサロンでの出来事だったけども、しかし終始「カメラ」の話しばかりで「写真」の話しにならない。
なんでだろう。
ミュージシャンやエンジニア関係の集まりでも「楽器•機材」の話しにはなるけど「音楽」の話しにはかなりなりにくい。
なんでだろう。
それはやっぱ「機材」の話しはあたり触りがないからなのかな?
作品そのものを話題•批評するのはコミュニケーションするにあたりリスクが高い。言い争いや炎上になりやすい。
しかし「機材」の批判なんてのはまだ人それぞれな部分があるし、好き好きである程度割り切れる。
音楽そのものや写真について話すのは相手のプライベートや精神の領域にかなり深く突っ込んでいくためにハードルが高いし、こちらもあらゆる事が問われる。こちらの矜持も問われる。また、踏み込まないのがマナーでもある、のか。
それは争いごとを本質的に避けて、相手に忖度する日本人らしい気質な気がするのだった。
あと、なんやかや言って機材で音楽や写真を「作ってる」という深層の意識があるのかもしれない。
いや、写真の人のほうが「そうでない」ということをまだ良く理解していると思うけど。
あ、あづい。38度。