こないだ某バンドさんとそのマネージャーさん含め打ち合わせしてましたら、
マネさん「昨今のこのジャンル(あえて書きません)はレコーディングでも(ドラマーがメンバーにいるのに)ほとんど打ち込みですし、ライブはトリガーが多いですね。」
江戸前「えええ?まさかそこまでとは??」
マネさん「一部のプロバンドを除くとそんなもんですよ」
江戸前「。。。。。」
まさか、まさか!そこまでとは。。。
うっすら気がついてましたけどね。
てか、ちゃんとドラム録るだけで勝てるやん。。。
閑話休題。
世界的な有名トップドラマーが来日した時にそのライブを映像化するっていうので映像と音を撮ったというのですが、
「音に本人のNGが出たので江戸前さんなんとかしてください(泣)」
という仕事がある日来まして、
江戸前「ミックス?任せなさーい!」
「すいません、音はPA出しの2mixのラインをポータブルレコーダーで録ったやつ”しか”ないんですよ」
江戸前「ええええええ?!???」
お、おいおいおいおい。。。。
世界的なトップドラマーのライブを映像化するんでしょ?
映像化の前に”音源化”だよね。。。
カメラは何台も入れてゴージャスに撮ったらしいのに、何故音はそんなに軽い扱いなんだろうか。何故マルチレコーディングで録らない?昔みたいに中継車みたいなのを横付けする必要もないのに。。。
その有名ドラマーに対して失礼でないかい?
(マスタリング”だけで”なんとかOKをもらえた。)
これが、日本のドラムに対するいや、音楽や音に対する現状です。
意識が余りにも低い。。。
意識が低いというより、意識すらしてないのか。。。
大型フェスでも同じ機材使ってるのになんで外タレと国内のアーティストじゃあんなに音が違うの?
などなど。
皆さんの周りにあるモノ。
ほんとーに音として音源として、(音楽ジャンルによらず)ちゃんとした意識を持って作られたものなのかどうか?
それをじっくり検証してみるだけでかなり勉強になりますよ。
音楽で行きたいんですよね?
ドラムで喰っていきたいんですよね?
(某コンテストの動画音源しかり)
てか、ドラマー本人も「エンジニアさんがなんとかしてくれるから大丈夫」」なんて思ってるんじゃないでしょうね?!