ドラムでも何でも楽器はパワフルにありたいとか大きい音量を出したいとは言っても、その力加減には限度や高度なスティックコントロールが必要なのは誰しも否定しないでしょう。
かなり久しぶりなブログは、ドラムの音を悪くしてるのはベーシストのせいかもしれないという件です。
誰もがいい音を出したい自分の音ははっきり聞こえたいと思うものですが、こと特にベーシストに関しては注意というか他人への思いやりが必要です。どんな楽器でもかもですが。
ベースは低音楽器であるがゆえにステージ上の「音場」に非常に影響を与えます。なぜなら低音は高音をマスキングしやすいですし、単純ベースの音がでかすぎると訳がわからなくなります(笑)。
つまりベースがデカかったりむやみやたら低音を出しすぎると他の楽器のトーンが喰われ犠牲になる。というかそれ以前の問題にPAがコントロール効かなくなるなど。
特に音量を自らの肉体でコントロールしなくてはならないドラマーは無理な叩き方になってしまいます。
いつもレコーディングでいい音で叩けている人でもライブだと力が余計に入ってしまったりしませんか?。
(そこは敢えてレコーディングとライブでは叩き方を変えてる、という人も多いでしょう。セッティングしかり)
普段とは違う無理に力が入った叩き方だったりになるといい音がする、訳がありません。
ドラマー本人で様々なシチュエーションで叩いてる方なら経験上知ってることかもしれません。プレイにも変化が出るでしょうし。
ただ、こういったことはなおさら素人のお客様のほうが敏感だったりします。
今日◯◯さんの音が悪かったなぁって。(PA云々の話しでなく)
時に、鋭い人は他のメンバーが◯◯さんの時に限ってなんか良くないなーっ、て気がついていたりするみたいです。
確かに確かに!
演奏のしやすさや演奏の良し悪しはそういうところからもかなり影響受けるのは間違いないことでしょう。
いい音であるためにはステージ上の全員が思いやりを持ち合わなければ。
特に弾きまくり系ベーシストさんとかギタリストさんね!(笑)うるせーんだよ!単純に!(音量だけでなく音色もね)
こういうことはもちろんレコーディングでのヘッドホンバランスとかでも言えますよ。
ヘッドホンの返りの音の細いスタジオだと力が入りすぎちゃう、というような経験も多くの人がしてると思います。
周りがうるさいと声がデカくなり声が枯れる、というのはなにも居酒屋でだけに限ったことではないんですね!(笑)