江戸前調べだけど、誰よりも早く叩きたいとか、誰よりもテクニカルでありたいとか、誰よりもデカイ音で叩きたい!というのは沢山あるけれど「誰よりもいい音で叩きたい!」という人が圧倒的に少ない。(じゃ、何を基準に楽器を選んでるの?)
「いい音」とはドラマー以外にもわかってもらえる「唯一」の要素です。
ちなみにドラマー以外=クライアントになる可能性がある人物
という事実を忘れすぎてる人が多い(笑)
体感だけど、ドラムにテクニックやスピードを必要とする音楽というか「現場」数を1とすると、それらを必要とせずいい音を必要とする「現場」は5はある。また、テクニックじゃなく「サウンド(グルーヴ含む)」を徹底的に追求しているドラマーはプロ志望4人に一人ぐらいの印象。つまり。。。
つまり5x4で、テクニック志向のドラマーよりもサウンドやグルーヴ志向のドラマーの方が仕事が20倍ある計算になる。
↑
気がつこうよ、早く。なるべく20歳頃に。。。。。(笑)
人生変わるってば。
手数やスピードだけ重視する業界全体の雰囲気が良くないのだというのを某専門誌の編集長ともよく話ししてる。だからこそこ先のドラムコンテストであったわけで、真の意味でそれを理解出来ていたエントリードラマーは何人いたのだろうか。。。。
ホントに切実な島国的な問題。
ちなみにドラマーには算数だけでなく国語も大切なんです。
そのコンテストの応募要項読んだんでしょうか?タイトルは「アンサンブル」じゃなかったですか?(笑)
アンサンブルは日本語じゃないか(笑)
あとはコミュニケーション力かな。
一言多い奴って嫌われるでしょ?
ドラムのフレーズもなんかサービス精神か何かしらないけど、ちょっと個性入れてやれ!とか一工夫入れてやれ、一発目立ってやれ。。。
それが要らないの。
レコーディングのエンジニアリングもしかりだよ。タムのこの余韻切っておいてあげよう、タイトにしといてあげよう、アタック付けといてあげよう。
その大きなお世話は全く必要なし!
おととい来やがれ!。 ←余計な一言の例
新年にあたりドラム業界を憂う戦士達(ISEYA前にて)