EDo-mae Recordings レコーディングスタジオ

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コロナでわかったこと

緊急事態、一応明けましたね。いががだったでしょうか?

(レビュー系のブログの最後の段落に多く使われる”大嫌いな”このフレーズ。使ってみた)

この緊急事態下において日本のあらゆる技術や施策が世界でもトップレベルで遅れている•稚拙であるというのが証明されてしまいましたね。(“公の発表”を基にすると”結果オーライ”的に罹患者や死者が少なかったされる点はここは触れません、てかまだ終わったわけではない(笑))。

マスクが普通に流通しだして緊急事態が明けるころに届いた”アベノマスク”がその象徴的な事例でしょうか。

(笑)

このアベノマスクですが、将来価値が出ると思うんで取っておきます。

閑話休題。

日本人は文明開化の頃から始まり近代ではいわゆる”戦後”においても、海外から入ってくるものをどう模倣し、そして効率を上げてさらに良くしていくかってことをやって来たわけです。

音楽もそうですね。

けど、いい加減、他を模倣するのやめませんか?もう模倣で世界に追いつくことは出来ないんですよ。ましてや追い抜くことはできない。

上手く言えないんですけど、たしかに日本的な右倣え忖度文化がコロナを抑え込んだってのは間違いないとは思いますが、それは結果オーライです。

良く考えてみて下さい。それはたまたまマイナスを小さく抑え込んだだけなんです。

これからまたコロナ後の平時にもどり”生産”をしていかなくてはならなくなった時に、その右倣え忖度文化は世界で通用しません。一から価値を作り出さなくてはならんのですよ。

皆さんこのコロナ自粛で色々漠然と考えたと思うんです。僕は考えました。考えようと思わずとも考えた。

日本人はとにかく新しいことが出来ない、しようとすると周りの反発を喰らう。

例えばソニーが音楽においてアップルに負けたのはipodを端緒とした音楽のデータ化、そしてデータでの流通化そしてサブスプリクション化を見越せなかったからです。(CDはソニーとフィリップスの技術なので、それに固執してしまった)

確かに音楽文化全体を見た時に当時、「CD売れなくなったら元も子もないよね」「CD無くなるわけないよね」ってなるのは仕方なかったかも知れませんが。

例えば日本はオンライン授業が殆どされませんでした。インフラがないから。

世界中のかつて日本がイキってた時に「後進国」と言ってたようなアジア各国でも結構それをやれてたらしいのにですよ。

なんで日本で出来ないかっていうと、根本的にIT分野の技術が遅れてるのに加えて、

「パソコンやネット環境がない家庭もあるんだ!そういう人の事を考えろ!」

だそうですわ。(笑)

なんでこう右倣えで人のことばっか気にして「〇〇すると申し訳ない」「みんな〇〇だから我慢する」「みんなと違うと〇〇だ」、、、となるんでしょうか?

こういうメンタルは音楽をやる時ドラムをやる時にも関わってると思うんですよ。

真に誰もやってないことをやろうとする人が殆ど居ないです。

世界のトップクリエイターやミュージシャンは「世界で誰もやってない事や表現」を「作り出して」いますが、日本人が主にやってることは、「世界の最先端を”探し出してきて”誰よりも早く模倣する」事でしかありません。

だから音楽にしても10年遅れてるって言われるんですよ。「探し出して」「模倣する」だけに10年掛けてるんです。(笑)終わってる。てか、始まってない。

とにかく世の中の〇〇ぽい、〇〇にソックリってのはもうウンザリです。

そういうのは高校生や大学生だけでよい。

みんなで〇〇ってのもウンザリ。

ツイッターを自粛したのもここなんですけど。

〇〇っぽさをさらに進化させた!ってのもウンザリです。

もう独自の事やりましょうよ。

レコーディングの仕方やミックスの仕方、楽器のチョイスやドラムのチューニングひとつに至るまでどんな些細な事も世界に追従するってのはやめませんか?

〇〇のプラグインのシミュレートがすんげー本物っぽい!いや本物を超えた!ってのもやめましょうよ。

フィルターでフイルム写真ぽくとかってのもやめようよ。

本物のフイルムのほうが、いいよ。

てか、俺自身あなた自身が本物になろうよ!

今日なんかの記事でホリエモンが言ってるのが目に入りました。

「これからはひたすら遊ぶやつが稼ぐ時代」

だと。

他人の真似して楽しいですか?それは楽しい遊びですか?ひたすらやれてますか?

「24時間遊べますか?」

俺は寝てる時も音楽とドラムと写真の事を考えてます。

だからこの時間帯(4:15)に突然目が覚めブログを颯爽と書き始めたわけです。(笑)

それでは二度寝します。

次回のブログは

「感性の格差社会」について書きますのでお楽しみに。

Nikon FG-20 w/Ai Nikkor 28mm f2.8s 、fujifilm PRO400H