ドラマーはボランティアなのか?
ドラムサウンドを蔑ろにしてるという話がありますが、ドラマーを蔑ろにするなという話もありますね。
所謂サポートのドラマーに敬意(や適切なギャラ)を払わないという空気感や、一部の風潮。それはやはりドラムやドラムサウンドを大切にしていないということと同義でしょう。
その専門家に敬意や金を払えないということは、その分野が廃れていくことに直結するわけです。どんな分野や業界であれ。
千葉の台風災害で市原市が「ボランティアのブルーシート掛け職人」を募集しているらしくて本当に舐めているよなと。ただハシゴで屋根に登ってシートを掛けるだけの簡単な仕事ではないそうです。かなりの技術や見極めや危険への対処が必要なわけです。
この国はあたまの先から足の爪の先まで、そういう「敬意をはらえない」という国民性のようですね。
そりゃ音楽がまともに伸びるわけがないわけです。
韓国を始めアジアの音楽は沢山世界に出始めているというのに。かつて経済大国だった時代でも日本の音楽は世界に太刀打ちできなかったわけですからね。
なんでも真似事ばかりで、真似事の上手い人だけチヤホヤする。というようなレベルで落ち着いてるのは、ドラムやドラマーに敬意がないからドラマーが本質的に頑張れてないんです。
本物が出てこない、来れないのは国民全員の責任です。
「敬意を払う」ことが出来るようになるためには、まずは保育園の先生とか少年野球のコーチとかアマゾンの配達の方とか、身近なひとに挨拶やお礼を言えるようになることでしょうか。
知らんけど。