ドラムの位相の問題を解決する方法として知られていることがとても問題である件
ドラムと言えば位相ですね。
※そうなん?(笑)
ドラムのレコーディングについて調べるとwebでは位相云々が出てきます。
ウチのブログも結構出てきます。(笑)
で、僕はそんなこと書いてないんですけど位相の問題をクリアするには
「位相のズレやすい音域を始めからカットしちゃう」って事を色んな人が結構書いてます。
そうです、「位相の問題を優先しすぎて、ドラムの音としては必要な音をカットしてる可能性がある」ってことなんですよ。
主に位相が問題になるのは中低域ですが、その為にドラムの美味しい音成分をレコーディングエンジニアが何の権限か知らんけど勝手にカットしちゃう。ドラマーから見たら「えー?そこ一番美味しいとこなのになんでカットすんの?大泣」みたいなことをやらかしてる。(ドラマーから見たら位相なんて知ったこっちゃないんで)
良く考えて下さい。位相ってのはインタラクティブなもんなんですよ。(笑)なんやねんインタラクティブって、「相互関係」です(笑)
例えばタムの位相問題ってのも「タムのマイク」と「トップのマイク」の相互関係があるから起きるんです。基本的には。(ほんとは他のマイクも全部関係あるけど)
だから本来どっちのマイクからもローをEQしカットするなんて必要はない。
どっちかだけ適切に処理すればいい。しかしどっちも捨ててしまったりする訳です。位相云々の為に大切な美味しい音の成分を。(エンジニアの未熟さによる都合で。。。)
というか、江戸前のレコーディングでは例えドラムにマイク22本立てても、セッティングの初期の段階のチェックですら位相の問題なんてほっとんど起きません。まずゼロ。
多少引っ込むタムがあるかなぁって時があるくらいです。そこで別にEQなんて使いません。
マイクをほんの少し動かすだけで解決します。
本当に位相が問題になることなんてないので、EQなんか使うわけないんですね。
マイクの位置で全てなんとかなるのが位相だと理解するべきです。
他人の録ったドラムをミックスする際はどうしようもないのでEQするしかないですが、波形ズラすとか。
厳密に言うと色んなテクはありますけどね。そこは言葉で説明出来ないことなので書きませんが!
一言言えるのは、マイクの位置が全てです。
EQやコンプやるほど位相はこんがらかるし、シンバルの音はウソくさくなりますよ。
まぁ、その特性を音楽的な説得力を持って利用するのは当然正しいアプローチですし、僕もやりますけどね。
補正として使うのは未熟だと言えます。
※ツイッターやめたからブログのいい方がストレートになってんなぁ(笑)