EDo-mae Recordings レコーディングスタジオ

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何故打ち込みドラムが減らないのか

いろんな音楽を聴いてますと、

「これ、生ドラムでやったらいいのに」

ってのが本当に沢山あります。


生ドラムを使わない理由としては

まず「金がかかる」。

ま、たしかにスタジオ代がかなりかかりますね。ドラマーのギャラも必要なので最低一曲10万はかかるでしょう。


あと、これがデカイと思うのてすか、

「制作のスピード感に合わない」

だと思います。

トラックメーカー達はどんどん机上で物凄いスピードで曲を作っていきます。

ビートに関してもどんどんフレーズが浮かんで来ては変えて行く。

そのスピード感に生ドラマーを呼んでるのでは間に合わないわけです。


これはデカイ。



しかし!!

最も重大な理由を見つけました。

それは

「理想のビートやグルーヴやサウンドを出せるドラマーが身近にいない」

これですね。


どうですか?

金や時間の問題もあるけど、どうですか?


けど、スピード感も環境もグルーヴもサウンドも全て身近な手の内にあって自由になる人もごくまれにいます。


クエストラブあたりのプロデューサーがそうですね。プロデューサーてかドラマーか。


ドラマー自体が、もっともっと

「呼んでもらえる」

ドラマーにならないと打ち込み率が下がる事はないでしょう。


しかし!


世の中のドラマー達がそんなに下手でクリエイテビティに乏しいかというと、それも違う。


トラックメーカーのあなたがレコーディングスタジオでの作業において

「理想のサウンドやグルーヴを得るためにディレクションをする能力がない」

のです。エンジニアへの指示も含めて。

もっとトラックメーカーさんはドラムとドラマーを知りましょう。



“もちろんドラマーは「音楽を知り」ましょう。。。”

そして、やっぱり「生ドラムにしてよかったわ!」

とか

「お前(ドラマー)に頼んで正解だったよ」

というようなシーンを沢山作っていこうではないかい。。。