EDo-mae Recordings レコーディングスタジオ

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10代女子の示唆するバンドレコーディングの重要pointって。。。

僕は基本的にちょっとの演奏の失敗は気にしないようにしています。

何故ならCDの演奏において、「ちょっとズレ」とか「ほんのちょっと間違い」が大切だと信じているからです。
そんな演奏には「人間味」が感じられますし、「そんくらいい いじゃん!勢い大事!」みたいな収録現場の楽しそうな雰囲気が感じられるからです。 まさに人の息吹が感じられる。 それは音楽作品にとっては一番重要ではないでしょうか?
完璧すぎる必要がないタイプの音楽もあるんですね!

演奏者のパワーや感情を落とし込む方が、録音物としてスパイスが効き、美味しくなる事も多いのです。

そういったスパイスを無理矢理にでも音楽に取り込んでしまえるのが『1発録り』です。
 

写真は先日行われた平均年齢20歳程のBANDさんの『1発録り』の写真。ドラムの側にベースアンプを置いて普通に鳴らしていますね!手前にも2台のGTアンプが鳴っていました。
これでそれぞれのmicに音が混ざりまくり、『修正は不可能』となります。こういった緊張感が真のロックを産むのですよ。

お友達のまだ10代の女子大生に聞いてみました。
『OKAMOTO'S流行ってるけど、なにがかっこいいんだと思う?』
と。
そしたら彼女、
『やっぱ1発録りだからですかね!!!』

ほっとんど素人な女子高生のほうが音楽わかっています!
今の『音楽の流れ』とかも。


ちなみに、そのOKAMOTO'Sのベースのハマ・オカモトさんはドラムマガジン誌上にて、
ドラムのオカモトレイジさんの魅力について聴かれ
『いつもすぐハシるところが最高!』
と言っていました。
最先端の若い人達のセンスってばこれですよ!
(笑)



1発録り最高!ただしリハは綿密に、しっかりとね!

昨日twiterである方が呟いていた内容を転記しますが、~~~~
『MIのインストラクター Fred Dinkins氏の「プロのようにドラムを練習する方法」によると楽器の練習はスポーツによく似ていて、重要なのは①スケジュールの作成②場所の確保③目的への集中④前向きな態度⑤メトロノームの使用(裏聴き推奨)、だそうです。』

これらの注意点は1発録りレコーディングをするにあたって、もの凄く大事な練習になりますよ!

※1発録りでは基本メトロノームは使いません。しかし!
日頃の訓練があるからこそ、その1発録りで生まれるリズムの緩急やウネリに説得力が出るのです。

で、その勢いのまま是非江戸前に1発録りrecording、しにきてください!
ご相談喜んで乗りますからね!

※ampegの小さいベースアンプはデカイのより百倍RECに向きます。その理由はいつかご説明致しましょう。